大切な社会資本のストックマネジメントに貢献する
AT-TOP > AT工法研究会 > 耐震補強・AT‐P工法②
工 法 概 要

本工法は、RC巻立て工法や従来のポリマーセメントモルタル巻立て工法に比べて、
補強部巻立て厚を抑えた耐震補強工法です。
従来は、既設躯体周囲に設置していた補強軸方向鉄筋を、躯体に施した切削溝に埋設し、
空隙部にエポキシ樹脂を充填して定着させた後、既設躯体表面に帯鉄筋を配置し、
ひび割れ抑制のためにビニロン繊維を混入したポリマーセメントモルタルを巻立てる工法です。

工 法 の 特 徴

①巻立て増厚が従来のポリマーセメントモルタル巻立て工法の約1/2以下に抑えられます。
②河川構造令で規定されている流下断面阻害を大幅に軽減できます。
③既設コンクリート内に補強鉄筋を埋設することで、
 補強断面を増加することなく構造物の曲げ破壊を抑制します。
④水門,樋門など河川構造物特有の「戸当り」を有する壁構造を考慮した部分巻立てが可能です。
⑤既設かぶりコンクリートの断面内での補強も可能です。

 

Copyright © artech All rights reserved.